名前 : かわち
留学開始時の学年 : 修士1年
留学開始時の所属 : 環境・社会理工学院 土木・環境工学系 都市・環境学コース
卒業年月(予定) : 2021年 3月
留学プログラム : 派遣交換留学
留学先 : インド チェンナイ、グルガオン
所属先 : インド工科大学マドラス校、L&T、JIC/JICA
留学時期 : 2019年7月13日 〜 2020年3月1日
留学期間 : 7ヶ月
過去の留学経験 : 超短期派遣プログラム
総費用 : ~200万円
奨学金:有り
奨学金名称 : トビタテ!留学JAPAN 日本代表プログラム
受給金額 : 準備金5万+渡航費63万円 月額12万×8か月
卒業時期 : 変わらない
インド人の仲間たち
自由時間もインド人たちと
事故ったときにぶっ壊れた
魚市場
根本的な文化の違いから、他の留学生は留学生同士で固まりがちになるのですが、自分は割と多くの時間をインド人と共にしていました。例えば、ベジレストランでのひと時やクリケットを楽しむ土曜日、インドの友人ガイド付き観光地旅行などなど。 そのおかげで野蛮で大雑把なインドの文化にどっぷり浸かることができたし、人々のフレンドリーさ/治安の良さ/英語の使える人々の多さなど、かつて旅した北インドとは全く異なる南インドの良さに気づくことができたと思います。
困った経験は無限ですが…(笑) 身体的に死ぬかと思ったのは、入国後間もなくデング熱にかかったときと、バイク運転中に4回くらい事故りかけたときです。特に真夜中のド田舎の峠道で、マップとして使っていたスマホがぶっ飛んで画面が粉々になり地図を失ったときは「あ、死ぬんだな」と思いました。 留学計画的に死ぬかと思ったのは、予定していた2か月のインターンシップが事情により白紙になってしまったとき、社会的に死ぬかと思ったのはインターンシップで現地調査している際に怪しまれ駅警察に拘留されたときです。
インドの娯楽は何だ??? 学内ではイベントやスポーツだけでなく、ヨガの講義やカレー教室など面白い経験、そして、無限に生息するイヌ/ネコ/シカ/サルと戯れる時間も楽しかった! 学外に出れば、破天荒なお祭りやヒンドゥー教寺院をはじめとした観光地、チェンナイではサーフィンなども楽しめる!! でも、自分にとっての一番の娯楽は、物価の違いを利用した豪華なグルメ。カニ&ロブスター 1匹丸ごとカレーや地魚海鮮丼、高級ホテルのバイキングだって簡単に手が届く!!!途上国留学最高!!!!
留学の締めくくりのインターンシップで、8か月のインドでの全て経験を生かして駅開発の提案を考えている時に、「あぁ、他の誰にもできない経験と他の誰も持っていない知見を養うことができたんだなぁ」と実感しました。
楽しいなぁと感じることはもちろん沢山ありましたが、やっぱり留学してよかったとしみじみ思い返すのは、何かしらの貴重なインプットを基に、自分しかできない何らかのアウトプットを生み出すことができた時だなぁと思います!
英語
TOEIC 700~795→TOEIC 800~895
トビタテ奨学金の入金が留学開始1か月後とかになるので、ビザを取る時の口座充実証明、保険代、航空機代、予防接種代など、大きなお金が必要でした。
一人暮らしだった&余計な出費を抑えたかったので、レンタカーを借りて荷物を研究室や親戚の家、友達の家に運ぶのが大変でした。
3月のk-meetに合わせて帰国したのに、私の年はコロナでそれが中止になってしまいコネが無い状態でスタートせざるを得ず焦りました。学部時代にインターンに参加し多少コネがあった&企業などを割と絞っていたことが幸運でした。あと、意外と留学の経験をしっかり整理して、就活力に変換するのに時間がかかりました。
こんな狭い国にとどまっている必要はないぞ!!全東工大生が留学を選択肢に持ったうえで「日本で過ごすのか留学するのか」の最善の選択ができることを願っています!!!